ロマンティックこんがらがってる

まるです。小森隼さんのこと | 🕊@superMC_8810

お誕生日の魔法が解けて

小森隼くんが22歳の彼と別れを告げて、そして23歳の彼と出会って早くも1週間と1日が経ちました。

 


 

今日は6月21日です。

 


先日隼くんがブログでこの2ヶ月間を「あっという間」という言葉で表していたけれど、その気持ちがようく分かる。気が付けば今年ももう半分が過ぎていて、目まぐるしい時間の流れに身を任せてなんとなく歩んでいる途中振り返ったら置き去りにしちゃったものが沢山あるような気がして、言葉に出来ない苦い焦燥感を感じてしまうというか。

 

実は隼くんはお誕生日当日から1週間を「ゴールデンタイム」とこっそり自分で決めていたそうで、なんだかそのルールがとっても彼らしいというか、愛らしくって早速便乗してぽつぽつと長い文を綴ることにしました。

7日間で解けちゃうお誕生日の魔法だなんて、なんだか12時の鐘と共に解けちゃう筈の魔法が随分とのんびり長引いたシンデレラみたいで素敵。

 


 

さて、隼くんにとって、この間お別れしたばかりの22歳の1年間はどんな1年でしたか?

 


そんなふうに問うても彼から返事は勿論当然のこと返って来ない訳なのだけれど。

いつも彼の事を目で追ってる隼くんのことを大好きな沢山の人の中のひとりとして、初めての冠番組の生放送で緊張の最中のお誕生日サプライズに遠慮がちに瞳を潤ませてから願ってやまなかったドームツアーで迎えた22歳最後のステージまで、媒介を通したりはたまた私自身の目で見た隼くんは本当に、本当に世界で1番格好良くって世界で1番素敵だったなとしみじみ思います。(勿論22歳以前の隼くんもとびきり素敵なのですが、それは大前提なので割愛します)

色んな人に大声で言いたくなっちゃうくらい!


自分の憧れをきちんと言葉に出来る人だからこそ任されたMCを一生懸命務め上げてみんな「隼じゃなきゃ」「隼だから」と言うのに、耳を赤くして照れ臭そうに笑いながら「この大切な場所で、1番こういう立ち位置をくれたことに感謝しかないです。有難うございます」なんて言っちゃうところ。

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ステージの上で切なげだったり、はたまたぱあっとお日様のような笑顔を見せたりひとつひとつの曲に合わせて表情をくるくる七変化させながらしなやかに踊るところ。

ライブの翌日、早朝に起きてメンバーに寝起きドッキリを仕掛けた後の生放送でイベントの告知をしてる最中、自分が立っていることで後ろの女性キャストさんが隠れちゃうことにいち早く気が付いてさっと身を屈めちゃうところ。

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何も出来ない、なんて落ち込んだり反省する日もあるけれど、それでも金曜日の昼下がりに一生懸命アシスタントとして沢山の方とお話ししながらラジオ越しにとびっきりの「楽しい」を届けてくれるところ。

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きっと想像出来る以上にアクロバットってとてつもない緊張と重圧に苛まれたり、ずっと勇気の要ることなのだろうけれど、そんな事悟らせないくらいアリーナのステージでも更に大きなドームのステージでも凛々しい表情でふわりと宙を舞ってしまうところ。

お天気のことだったり、はたまた自分自身の小さな穏やかな日常や好きなことを素直に、隼くんのなんとも愛らしい言葉遣いや朗らかな言い回しで教えてくれるところ。

どきどきで落ち着かないのか足をそわそわ動かしたりしながら尊敬する先輩方のステージをきらきらした瞳で見つめたり、教えて貰った心の琴線に触れた言葉を宝物みたいに大切にしているところ。

なにかを見た時聞いた時に「素敵」という言葉を贈ることが出来るところ。

 


全部言葉にしたいのにいざとなったら両手で数えるのでは到底足りないくらい素敵なところが沢山あって、溢れかえってしまってとっても困る。

 

感受性が豊かである故に小さな躓きに心を淀ませたり、自分自身をダメだな、なんて貶してしまう日もきっとあるのだと思う。だけれど、夜の月が白昼の太陽の光を受けて輝くように隼くんが大きな声で笑うからこそ繊細さもまた隼くんの大切な彩りのひとつになるから、だからどうか貴方の小さなきらいも隼くんの素敵のひとつだという事を忘れないでいて欲しいな。

吉澤嘉代子さんの "ミューズ" という曲のワンフレーズに「透明であろうとする程に全てを吸ってしまう貴方だから物語になるよ」とあるけれど、聴く度になんだか隼くんを思い出してしまう。めまぐるしく物事が進む中で偶にしゅんと落ち込んでみたり、幸せに胸を踊らせてわくわくしてみたり、そうやってもがいたり弾んでみたり自分の心を彩り豊かに染めて物語を紡いでいく隼くんだからこそ、周りの沢山の人達も彼を愛してやまないし彼の憧れの為に背中を押してあげたいと思うんだろうな。


GENERATIONSとして迎えたドームツアーのステージで大きな声で「思い残す事はありません」と告げた22歳の隼くんとお別れしたのちに出会った23歳の隼くんにこれからどんなものがたりが待っているんだろう。大好きなメンバーや彼を愛する沢山の人からのありったけの祝福を受けて「自分は幸せ者だなぁ」だなんて言葉にする隼くんなら、この先どこにだって行けるし何にだってなれちゃうはず。まだほんの小さな煌めきであっても、未来はきっと彼の手の中にある。

 


正直にいうと隼くんに嫌な事なんて何ひとつ近づかないで欲しいけれど、それは少し難しいから、だからせめて心を擦り減らしてしまった後には必ず彼の心を優しく温かく満たす幸せが傍に寄り添いますように。

昨日の失敗なんて大好きな朝のコーヒーや紅茶にぽいっと入れて飲み込んじゃえますように、玄関を開けて踏み出したいつもの当たり前の景色に小さな幸せが煌めいていますように。

出来る限り心無い人の冷たい声が彼の元に届きませんように、狡い大人達は彼に出会ってしまう前に痛い目に遭っちゃいますように。

大好きなメンバーの傍で思うままに踊りながらステージの上から眺める景色がどうか幸せで溢れていますように。

大きな会場でライブをしたり沢山の人の目を惹いて可能性が果てしなく広がる分、きっと今までよりずっと難しい選択に迫られる事もあるかもしれないけれど、勿論後悔の無い選択なんてきっと無いのだけれど、いつしか歩みを振り返った時に「俺が選んだ道も割と悪く無いな」なんて穏やかに思いながら、また前に進んで行けますように。のんびり、鼻歌でも歌いながらね。

あまり頑張り過ぎずにどうか、正直な自分自身をなによりも大切に、優しく包んであげられますように。

 


願い事も沢山あり過ぎて困ってしまうなあ!

こんな風に心から誰かの幸せを切に願えるのもそれは隼くんだからなのだと思う。隼くんじゃなきゃ、きっと出来なかった。

 


なによりも23歳の隼くんの物語も好きに素直に、幸せいっぱいの1年でありますように。

 


これからまだ待ってるDEFや沢山のステージ、ラジオやコラムだったり言葉を発信する彼の居場所、なにより初めてのドームツアーの終着地である東京ドーム公演で大好きなメンバーと共にどんな表情でどんな感情を抱いてパフォーマンスするんだろう。その先にどんな未来が待っているんだろうと思うとわくわくしちゃうな。

 


1週間のお誕生日の魔法はあっという間に解けてしまって少し寂しいけれど、いつもかけがえのない大切なご縁を繋げてくれたり頑張る理由や愛おしい贈り物ばかりくれる隼くんに、どうかこれからも貴方の少し猫背気味な広い背中へとありったけの愛を込めてエールを贈らせて下さいね。

隼くんに貰ったものはあまりにも大切な宝物ばかりで、ほんのお返しにすらならないのかもしれないのだけど。

 

 

 

いつもあなたの幸せを願っています、

どうか大好きな貴方に幸多からん事を。

2年前の今日の話。

 

 

帰り道、丸1日笑ったりライブではしゃいだりで疲れ切ったのか友人と妹がこっくりこっくりと眠りにつく最中、終電に揺られながら「あんなに格好良くて面白い人やのに、どうしてあんまり前に居はらへんのやろ」とぼんやりと1人で考えてた事を、今も昨日のことみたいに覚えてる。

 

 

本日は4月24日です。

 

 


親愛なるGENERATIONSのドームツアー初日まで残すところ18日となった今日。7人居るジェネのメンバーの誰か1人のお誕生日、という訳でもない今日。(ちなみに小森隼くんの23歳のお誕生日まで丁度今日で50日なんですって!☺︎わくわく。)

 

 

わたしにとっては「人生が変わった」なんて大声で言いたいくらいに特別な日な訳ですが、その理由は丁度2年前に遡ることになります。

 

GENERATIONS初のアリーナツアー、"SPEED STER"の2日目。福岡マリンメッセ公演。

当時高校生だったあまり仲も良くない妹に半ば無理矢理ライブに連れて行かれたこの日、正直苦手だったグループを、名前すら知らなかった愛すべき愛らしい彼をころりと好きになりました。

 


 

多分こういうのを人は「一目惚れ」というんだろうな。藤原さくらちゃんの "sakura" という曲のワンフレーズに「あの日君は一瞬で わたしの色を変えてくれた」とあるけれど、聴く度にこの日をふと思い出して鼻の奥がツンとする。大袈裟だけれど。本当に笑っちゃうし、馬鹿みたいだけれど。

 

 それはそうと、私と妹は昔からあまり仲が良くありませんでした。1番古い記憶は妹が幼稚園生の頃に腕を噛んできたこと。「妹に噛まれた!」と腕にくっきりとついた歯型を見せて泣きながらお母さんに訴えたのに「まだ小さいねんから仕方ないやろ」とさらりと受け流されたことは未だにはっきり覚えてる。

小学生の頃は喧嘩中に小物入れを投げつけて見事にわたしの顔面にクリーンヒットさせてきたし、高校生の頃はわたしがお誕生日に友達からプレゼントされた大量の大好きなじゃがりこを気が付けば勝手に殆ど食べてしまってた。あと大学生になってからはわたしの漫画を友達に勝手に貸してたな。くそう、思い出せば思い出す程恨みは増すばかり...絶対に末代までしつこく呪ってやる。でも未来の姪っ子甥っ子達はきっと可愛いだろうから、やっぱり許す。


とにかくなにかと妹は強かったし、勝つ術なんてこれっぽっちも無かったけれど、私にもプライドやらなにやらがあるのでしょっちゅう喧嘩するまさしく犬猿の仲、というやつだった。仲良く何かした記憶があんまり無い気がするなあ。


そんな彼女はデビュー前からGENERATIONSのファンでした。聡明で思慮深いけれど、無邪気で少年のように屈託の無い笑顔も見せる魅力溢るる人。彼の人柄の表れの様な、繊細で優しい歌声の持ち主。ジェネのボーカルの1人、片寄涼太くんの事が中学生の頃から今に至るまでずっとずっと大好き。多分彼女にとって片寄くんは何にも代え難い宝物の様な、大切な憧れの存在なんだと思います。

 

至極当然なのだけれど、彼女はただGENERATIONSのライブにずっと行きたくて仕方なかったそうで。大好きな人たちのパフォーマンスを自分自身の目で見たかったし、大好きな片寄くんが今この瞬間を共に生きている事を確かめたかった。

ただ、我が家は高校卒業までライブなんて禁止されていたけれど。私も高校生の頃、大好きなももクロが地元まで来ていたのに部活の大会前と我が家のルールで行ける筈も無く涙を流した苦い思い出がある。あまりに悲しくって虚しくって部活中はぼんやりライブ会場の方角を見てたな、なんの意味も無いのに。それ程に我が家はライブに行こうだなんて一切合切禁止でした。なのに、

 

 

 

「ごめん、今度私の代わりに妹とGENERATIONSのライブに行って来てくれん?」

 

 

 

まだ肌寒い3月の末、2人でお出掛け中の突然の母のひとことにぽかんとした。いや待ってよなんでどういうことよ、禁止じゃないの?!

 

あまりに驚いて色々問い詰めた気がするけれど、「FCにだけは元々入っていたから勝手にエントリーしてたみたい」「もう入金は済ませてしまった」「私と行くつもりだったみたいだけれどその気は無いから代わりに行ってきて」「交通費、チケット代諸々は出すから」となにやら色々言い包められて渋々行く事になったのでした。

この時は「私が高校生の頃は駄目だったのに狡い」、なんて気持ちが心の大部分を占めていて大層不機嫌だったけれど、ここでもし意地になって「行きたくない」と駄々をこねていたら今の私は無いんだと思うと少しぞっとする。ジェネの新曲の「F.L.Y. BOYS F.L.Y GIRLS」に「運命がスピードをあげて」なんてフレーズがあるけれど、きっとこの時私の運命は加速し始めてたんだろうな。運命は多分、本当にあるんだと思う。

 

 

別に仲が良くも無い妹と2人で、ましてや苦手意識すら抱いてるGENERATIONSのライブか...と暫くは憂鬱だったけれど、運良く仲の良い友人もその日にSSに行く予定と知り一緒に行く事になって、けろりと打って変わって楽しみだな、なんて都合良く思い始めましたのでした。私はあほだなあ、そして偶然は重なるものだな。

 

 

「これ、隼くんのブレスレットだ」

初日の雨模様はどこか遠くに行ってしまったみたいな良いお天気のライブ当日、会場限定のガチャガチャで妹が開けたカプセルの中にはビニールで出来たピンク色のクリアブレスレット。かれこれこの日から2年間、毎日尽きる事も無く言葉にすることになる彼の名前を初めて知ったのはこの瞬間でした。

多分私の事だから眉間に皺を寄せながら「いや、ハヤトくんって誰やねん」とでも言ったんだろうな、恐らく言ったんだと思う。「涼太くんのと交換してくれる人居るかな」なんて妹の一言から、オレンジ色の夕陽がゆっくり西に沈む中、覚えたての「コモリハヤトくん」という人のファンを会場中探し回りました。ちなみにその日交換出来る方は見つけることが出来なくて、結局そのブレスレットは今、私の手元にある。

やっぱり、偶然は重なるものだなあ。

 

 


肝心のライブはというと、なんというか、本当に大袈裟だけれど、やっぱり1番似つかわしい言葉は「突然目に見える世界が変わった」なのかもしれない。

目の前で黄金色の薄いシンバルを思い切り叩いたような。

高い高い陶器の壁が叩き割られて、今まで真っ白だった視界にぶわっと鮮やかな色彩が広がったような。

夜の帳はすっかり下りた筈なのに、突然白昼の陽の光に包まれたような。

なんとなく開いたダンボールから小さな数多の流星群がこれでもかと舞い出てきたような。

例えるならば、そんな感覚。


1曲目のAGEHAのアップテンポなイントロと共にゆっくりとステージにメンバーが上がってきた時、ふと隣を見ると普段は滅多に泣かない妹が真っ直ぐにステージを見つめながらぼろぼろと瞳から大粒の涙を流していて。あの瞬間「ああ、GENERATIONSは、この人達は凄いんだな」「本当に、本当に凄い人達なんだな」と、今までどこか苦手だった人達にとてつもない引力でぐわりと胸を揺さぶられた。最初に感じたこの気持ちは間違いじゃなかったのだと思う。それからはもうずっと目の前にきらきら星が舞ってるような、どきどきする瞬間の連続だったのだから。

 

なんとなく聞き馴染みのあるNEVER LET YOU GOの2番に「星が降る夜を越え New warld」だなんてどこかロマンチックで美しい歌詞があってどきりとしたこと。

「格好良い人が亜嵐くん」という認識でライブに言ったから、Gimme!の前の映像で格好良い人が大きく映った瞬間に「この人亜嵐くんやろ?!?」と隣の妹に自信満々に確認したら地獄の底から湧き立つような低い声で「隼くんですけど」と怒られたこと。

「ごめんね」からサビが始まる優しい曲がなんだかすごく、すごく好きだなと思ったこと。

二台のピアノに涼太くんと龍友くんのふたりぼっちで始まった花が本当に現実かと、はたまた夢かと見紛うくらいに、絵になるくらいに美しくて、思わず「これは何かの式なの?」と隣の妹に聞いて冷ややかな目で睨まれたこと。

よく耳にするSing it loudが突然1番で終わって映像が流れたと思いきや、ばしりと照明が明るくなったと共に英語詞に切り替わってパフォーマンスが再開されたこと。あの瞬間、ただただとてつもなく格好良くて全身の鳥肌がぶわりと立った。

何故だかHOT SHOTをずっとデビュー曲だと思い込んでいて、イントロが流れた途端「あ、デビュー曲やん」と口走ったら隣の妹に「違いますけど」と怒られたこと。

「ライブの最後はバラード」なんて印象が強かったのに、明るい水色の照明がステージを包む中、凛々しい表情で横並びに立つ7人の姿がただただ圧巻で妹と2人で呆然としてしまったこと。

 

 

遠くから見る片寄くんはびっくりするくらいすらりとしていて、頭が小さかったこと。

TAKAHIROさんにブルちゃんと呼ばれている数原くんは、とっても歌声が美しいこと。

亜嵐くんがカメラに抜かれた途端割れんばかりに会場から悲鳴が上がること。

パフォーマーだけのステージで友人が大好きなレオくんがスクリーンの中でぶわっと細胞分裂したこと。

メンディーさんのダンスは遠くからもよく見えて、ダンスの事は分からないけれどやっぱり格好良いなと思ったこと。

「昨日、映像確認しながら寝てたら夢の中で明太子を抱き締めてた」なんて話す中務くんが可愛らしくって、思わず「彼は幼女なの?」と妹に確認してしまったこと。(それから1ヶ月くらいは「幼女の中務くん」と勝手に呼んでいた事は秘密。)

 


そしてなによりも

パフォーマーだけのステージでがしがしと足を動かしながら軽やかに踊っている人がなんだか印象に残ったこと。

名前も知らない、顔もはじめてみた「格好良いひと」から目を離せなくなってしまったこと。

アンコールの寸劇で、1番乗りでステージに現れたかと思いきやストーリーテラーの様な役割をしながら「なんだか心を読まれている気がする」なんて戯ける金髪の彼のチャーミングな表情が忘れられなかったこと。

MCの時に名前を呼ばれてぐんと前に出てきたかと思いきや「それじゃあ皆さんいつものいきますよお」と告げて、声を発さずに口をぱくぱくと「こもり」の形に動かした後に「カッター!!でお願いします!!!」とにこにこ笑いながらマイク越しに大きな声で元気いっぱいに話して、思わず会場中がつられて一緒に右手を上げながら「小森カッター」と言っちゃうくらい上手に巻き込んでしまった彼が面白くって、でも格好良くって、目を細めてにっこり笑う顔がとにかく素敵で。というか小森カッターってなに?!あの人は一体どんな人なんだろうとわくわくして、気になって仕方なかったこと。

 

 

この日の記憶や目の前にきらきら星が舞ったような感覚は今でも全て宝物だし、これからもこの思い出をずっとずっと大切に抱き締めていたい。

 

 

終演後、もうライブは終わったというのにどきどきが止まらなくて、こんな感覚は生まれて初めてで。気になっていること知りたいことが堰を切ったように溢れ出て、妹と友人に馬鹿みたいに「本当に楽しかった、本当に行って良かった!!」「小森カッターってなに?!」「数原くんと片寄くんのステージは一体なんやったん??」なんて口につく質問を全て投げ掛けてしまった。友人も普段はそっけない妹も、知っている範囲内でひとつひとつ教えてくれて、その度に嬉しくて、やっぱりまたどきどきした。騒がしいのに付き合ってくれるだなんて、私は優しい人達に囲まれているんだなあとあらためて思う。


いつも2時間弱の旅が長く感じて仕方ない筈の終電も、真っ暗で何も見えない窓の外を眺めながら覚えたての「小森隼くん」という名前を頭の中で反芻したり、「なんであんなに素敵な人やのにあまり前に出はらへんのやろ」「"サブキャラ"みたいな立ち位置なんかな」(全くもってサブキャラじゃないのだけれど)と至らない考えを巡らせてみたり、1日の出来事をぼんやりと思い返すだけでほんの一瞬に感じてしまったのだから人って不思議だな。

好きは時間を早く感じさせる魔法をも掛けてしまうのかもしれない、多分あながち間違いじゃない。

 

 

こうして心の方角を180度程くるりと変えられてからかれこれ2年が経ってしまった訳ですが、相も変わらず大好きです。偶に色んな事を考えさせられることもあるけれど、それでも「好きにならなければ良かった」なんて自分の気持ちを後悔したことは一度も無いし、多分この先も無いんだと思う。こんなにも誰かの「頑張る」を後押し出来る愛されるべき愛らしい人を嫌いになる日は、恐らくきっと来ない。

 

隼くんのファンになってから沢山の人に出会ったり、今まで行動力なんてもの全く無かったのに飛行機に乗ってライブに行ってみたり、ひとりで電車に揺られてみたり、片寄くんの事が大好きな大切な幼馴染に11年ぶりにライブ会場で再会する事が出来たり、苦手なはずのコーヒーが少しずつ飲めるようになったり、「小森くんが好きだから」と今まで聴いたことの無かった曲を聴いて心を動かされたり。

あと、仲がそれほど良くなかった妹とは、明け方まで2人でDVDを観ながら話して涙したり、初めてのドームツアーの初日に2人で行く約束をしたり、1番近くで1番お互いの好きを知っているなんだかんだ素敵な関係性を築いてみたり。言うなれば1番近い場所に居る理解者、というか。


大袈裟だと言われるかもしれないけれど、全部、全部あの日彼のファンになっていなければきっと出来なかった。隼くんが好きだからこそまた新たな好きへと広がって少しずつ私の世界は豊かになっているし、彼が繋いでくれた大切なご縁がある。

私は多分、すごく幸せ者なんだと思う。

 

 

小森くんの素敵なとこ、憧れるところ、沢山述べたくて仕方ありませんがそれはまた彼のお誕生日にでもしつこく綴ります。ただ最後に、届ける気は早々無い独り言を綴らせて下さい。ここまでも全部がえらく長々とした独り言なのだけれど。

 


隼くんを好きになれて、あなたのファンになれて本当に良かった。ありがとうなんてたった5文字では到底足りませんが、今はただその言葉を贈りたいのです。憧れのドームの大きな大きなステージに大好きな6人のメンバーと立つ貴方の姿を見るその日が、もう直ぐ傍に居る未来が楽しみで仕方ありません。あと18日、慌ただしい毎日かもしれないけれど、隼くんを1番大切にしてあげられるのは隼くん自身なのでどうか、どうかご自愛下さい。

いつもあなたの幸せを願っています。

 

 

 

あとおまけに、恐らくこの文章を読んでいるであろう、いつも私が隼くんの話をしていたら隣で「良かったね、私のお陰じゃん。感謝して」と得意気に言ってくる私の妹へ。

ほんとに、ほんとに好きをくれてありがとう。

 

 

 

 


こんな重苦しいやら暑苦しいやら、相変わらずの気持ちを抱いて2年前の今日には想像もしてなかったドームツアー初日を日々待ち詫びています。

 

長々とお付き合い有難うございました。

初めてのドームツアー、大好きなGENERATIONSにとっても彼等が大好きなファンにとっても、どうか良い旅になりますように。なによりも、どうかどうか幸せな航海を。

 

 

 

また18日後にね。